岡山県建設業協会津山支部の建設DX研修会が22日、同県津山市のリージョンセンター・ペンタホールで開かれ、会員企業34社の約60人が業界でのICT活用による業務効率化への認識を深めた。
勝山和昭青年部長のあいさつと趣旨説明に続き、5社の担当者が最新の関連ソフトや機器を紹介した。
このうち土木用ソフトウェアなどを手掛ける福井コンピューター岡山オフィスは、3DCADデータを使った現地計測や点群処理ソフトの活用による施工、日立建機・顧客ソリューション事業部は、レーザースキャナによる3次元測量や3次元設計データをセットアップしたICT建機による施工などについて事例を見せながら説明。参加者は熱心に耳を傾けていた。
交流プラザの関連企業による展示ブースには、レーザー測量用のドローン、遠隔操作できる重機、GPSを活用した測量機器などの現物やパンフレットが並び、来場者の注目を集めた。