JO1の豆原一成さんも祝福 真庭市市政施行20周年 歌やダンスのパフォーマンスも/岡山・真庭市

行政・公共 式辞を述べる太田市長=岡山県真庭市、久世エスパスセンターで
式辞を述べる太田市長=岡山県真庭市、久世エスパスセンターで
         

 岡山県真庭市市制施行20周年を迎え、真庭市などは8日、同市鍋屋の久世エスパスセンターと旧遷喬尋常小学校で記念式典とマルシェを開催。市民らと一緒に節目を祝い、持続可能な共生社会の実現とさらなる発展に向けて決意を新たにした。

 すべての人が参加し交流を楽しめる機会をつくろうと「まにわ20祭!」と題して盛大に実施。屋外や旧校舎内では市内の飲食店や就労支援事業所、高校生らによる露店やワークショップブースなど計56店舗が並び、多くの家族連れらでにぎわった。

 式典では出席した市内各地域の自治会や近隣の市町村の代表ら200人を前に、太田昇市長が「平坦ではない歩みの中、基盤をつくった先達と市民に感謝する。これからも子どもたちが未来への希望をつないでいく、誰もが存在感を持って活躍できる“にぎやかで真に豊かな真庭”の実現に向けて挑戦していく」とあいさつ。

 来賓たちの祝辞に続いて真庭大使3人のビデオメッセージが放映され、歌手・俳優の岸田敏志さんが「子どもたちが明るい未来だと感じられる町でありますように」、建築家の妹島和世さんが「さらに魅力的で豊かな町として発展していくことを願う」、ボーイズグループJO1の豆原一成さんが「より多くの人に真庭市の良さを知ってもらえるように貢献していきたい」などと話し、祝福した。

 このほか、エスパス合唱団や市内にあるダンススタジオの受講生が歌やパフォーマンスで会場を盛り上げた。

 同市本庄に住む柿本太恵子さん(43)は「20年を迎え、めでたく思う。これからもずっと誰もが生き生きと暮らせる市であってほしい」と話していた。

 同市は2005年3月31日に真庭郡勝山、落合、湯原、久世町、美甘、川上、八束、中和村と上房郡北房町が合併して誕生。総面積は約828平方キロメートルで県下最大を誇る。18年に「SDGs未来都市」に選定され、地域資源の森林を活用した持続可能な産業と暮らしを目指している。先月の時点で人口は4万345人。

大勢の市民らでにぎわうマルシェ会場=旧遷喬尋常小学校前で
大勢の市民らでにぎわうマルシェ会場=旧遷喬尋常小学校前で

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