JR西日本岡山支社は、岡山駅―津山駅間などを走る新たな観光列車を2022年7月に導入すると発表した。運行開始に向け、津山駅を拠点に県北地域をバスなどで周遊できる環境整備も地元団体と連携して進めるとしている。6月20日まで列車名を募集する。
来年7〜9月に展開する観光宣伝事業「岡山デスティネーションキャンペーン」に合わせて企画した。
使用する車両は、1両編成のキハ40系気動車で、県北に桜の名所が多いことから淡いピンク色に塗装。ゆったりとした配席にして食事できるテーブルを備え、車内アテンダントで観光案内する。地元食材を使った列車オリジナル弁当なども提供する。
停車駅やダイヤについては、現在検討している。
観光列車のコンセプトは「岡山県北エリアをめぐる、美しきを作る旅」。奥津、湯郷、湯原の美作三湯など、県北の自然が生み出す産物のほか、脈々と息づく文化、伝統、おもてなしに触れ、体も心もあたたかくなる「美しきを作る旅」をイメージしたという。
コンセプトに合った列車名を募集。応募方法は、同岡山支社公式ツイッターのダイレクトメッセージ、はがきの郵送のいずれかで、名称とともに由来や思いなどを書く。
問い合わせは、「2022年新観光列車ネーミング募集」事務局(■086―221―0665)。
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来年導入される観光列車に使われるキハ40系(JR西日本岡山支社ホームページより)
JR観光列車導入
- 2021年5月24日
- 行政・公共