食を通じた地域貢献活動を展開するNPO法人マルイ・エンゲージメントキャピタル(松田欣也理事長)は1日、津山市の小学校に図書購入費として200万円とオンライン授業用機材(約306万円相当)、防犯ベル950個(約84万円相当)を贈った。
岡山、鳥取、島根県内のマルイ23店舗と傘下系列店で寄付付き商品(約400品目)を販売し、同社と食品メーカーの協力で売り上げ1円につき3円を地域の教育振興に役立てる取り組みで、6年前から継続。今回は昨年4〜9月に集まった資金を充てた。
オンライン授業用機材は短焦点プロジェクターとマグネットスクリーン10セット、ウェブカメラ2台、ヘッドセット57個、ピンマイク30個。防犯ベルは市内27校で来年度の新1年生全員に配布する。
小林新一同NPO副理事長らが市役所を訪れ、「小学校の活動支援として11回目となるが、授業用機材はデジタル社会を担う人材の育成に役立ててほしい」と目録を有本明彦教育長に手渡した。
有本教育長は感謝状を贈り「ICT教育の推進、充実のため有効に活用させていただきます」と礼を述べた。
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寄付の目録を贈る小林副理事長(左)
NPOマルイ津山市の小学校に図書購入費を贈る
- 2022年2月5日
- 経済・産業