第14回「パッチワークハウスブロッサム作品展」が8日、アルネ津山4階・市立文化展示ホール=岡山県津山市新魚町=で始まった。趣向を凝らした多彩な作品が来場者の目を楽しませている。10日まで。
キルト講師の山本輝子さん(70)=津山市大田=のパッチワーク教室が2年に1度開く恒例の展覧会で、今回は生徒ら48人が「SDGs(持続可能な開発目標)」をテーマにした計約250点を出品。
同開発目標12番の「持続可能な消費と生産(つくる責任つかう責任)」などを視野に入れ、古布や古着を活用した手製の力作が会場にずらり。色とりどりの布をつなぎ合わせた華やかなタペストリーをはじめ、「祭」の文字が目を引く法被とジーンズをリメイクしたバッグ、着物をほどいて仕立て上げた洋服、季節に合わせた布製のクリスマスリースなど、それぞれの個性とアイデアが光る。
山本さんは「自身の感性と個性を生かし、楽しみながら作るのが教室のモットー。趣深い作品がたくさんあるのでぜひ見に来てほしい」とPRしている。