津山まなびの鉄道館のクリスマス企画「扇形イルミネーション」(津山観光協会主催)が23日夜、岡山県津山市の同館で開かれ、鉄道ファンらが電飾やライトアップに彩られた扇形機関車庫一帯の演出を楽しんでいる。24日まで。
初日は日没から家族連れらが次々に来場。転車台周辺に張り巡らせたLEDライト1万3000球がきらめき、機関車庫のディーゼル気動車やSL「D51」がスポットライトに浮かび上がる中、散策しながら普段見られない光景を見渡したり、車両を撮影したりしていた。このほか先着100人にクリスマス包装の菓子がプレゼントされ、子どもたちに喜ばれた。
下横野の主婦・上田由紀子さん(44)は「機関車と車庫もより立体的に浮かび上がった感じがよかった。鉄道好きの息子もうれしそう」と話した。
同館の魅力発信を狙いに2021年から毎年実施している。