「まるで宇宙」 新鋭の若手作家が二人展 線画で独特の世界表現/岡山・真庭市

芸術 作品に触れ、さまざまなイメージを膨らませる来館者=岡山県真庭市
作品に触れ、さまざまなイメージを膨らませる来館者=岡山県真庭市で
         

 岡山県真庭市蒜山上福田の蒜山ミュージアムで、新鋭の若手作家・文谷有佳里さん(38)=岡山県出身=と松村かおりさん(37)=静岡県出身=の「二人展 線からはじまるふたつの世界」(同市主催)が開かれている。複数の線から生み出す独特の世界が訪れた人たちを魅了している。7月2日まで。

 

 2人はドローイング(線画)を基盤とし、文谷さんはペンやカーボン紙を用いた白黒の単彩画を、松村さんはさまざまな色を駆使した木版画、油絵、アクリル画を制作し、国内外の展覧会で発表している。作品は即興性や偶然性を生かし、体や気持ちが赴くままに創作しており、観る人によって印象が異なるのが特徴。

 

 会場には、太さや長さの違う黒色の直線や曲線が絡み合った線画、青や赤、黄色といった複数の色が混ざり合って生まれた色彩が映える絵などが並ぶ。作品に触れた人たちは「まるで宇宙」「華やかな風景のようだ」などとさまざまなイメージを膨らませている。

 

 同県瀬戸内市から来た小学4年生・坪本明香里さん(9)は「形が無いようだけど、じっと見ていると形が見えてくるから不思議」。妹の歩弓さん(6)と夏希ちゃん(4)は「チョウや花、人が隠れているみたい。探すのがおもしろい」と話した。


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