「地域おこし協力隊」の本年度上半期の活動報告会

行政・公共 「地域おこし協力隊」の本年度上半期の活動報告会
         

 津山市内で活動している「地域おこし協力隊」の本年度上半期の活動報告会が19日、山北の市役所であり、地域の課題解決や活性化に向けた取り組み状況を谷口圭三市長に説明し、意見交換した。
 隊員4人が受け入れ団体のメンバーとともに訪れた。市観光協会の灘岡弘二さんは新たなビジネススタイルを模索しつつ、情報発信とともに中央アジアをターゲットにした活動、訪れる人の交流施設の設置などを進めたい考えを紹介。城東まちづくり協議会の土山浩司さんは新型コロナの外出自粛で売り上げが落ち込んだ地元飲食店支援のための弁当配布会や、住民が牛乳パックで手作りした灯ろうを各町内の路地に飾るイベントなどを実施した。
 あば村運営協議会の岩野大輔さんは交流の場などに活用する古民家の改修、特産品開発に向けたヘーゼルナッツの植樹と栽培、イベントブースなどに使える木製ドームの開発に励んでいる。農事組合法人アグリ堀坂の樫村幸弘さんは水稲や小麦、野菜の栽培など農業支援に取り組み、大型機械を操縦できるようになったことを述べ、今後も利益アップにつながる活動に力を入れるとした。
 それぞれの成果を聞いた市長は「コロナの中で大変だと思うが感謝したい。下半期に向けてもしっかり取り組んでもらい、まちの元気をつくる力を貸してほしい」と話した。


活動報告をする地域おこし協力隊員


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