「次のステージの扉が開きました」 手術なしでの性別変更後 戸籍の交付受ける/岡山

行政・公共 戸籍謄本を見つける臼井さんと大山弁護士=2024年2月27日午後2時55分、岡山市役所で
戸籍謄本を見つめる大山弁護士(左)と臼井さん(右)=2024年2月27日午後2時55分、岡山市役所で
         

 岡山家裁津山支部から手術なしでの性別変更について認容審判を受けた岡山県新庄村の臼井崇来人(たかきーと)さん(50)が27日、岡山市北区大供の岡山市役所を訪れ、戸籍の交付を受けた。

 代理人弁護士の大山知康氏と同市役所を訪問した臼井さんは、戸籍に「長男」と記載された謄本を手にすると、喜びをかみしめるように何度もうなずいた。

 書類上、正式に男性としての一歩を踏み出した臼井さん。「次のステージの扉が開きました」と満面の笑みがこぼれた。今後はパートナーとの婚姻届の提出など、さまざまな公的な届けを行っていく。

 これまで歩みをともにしてきた大山知康弁護士は「これで役割りを終えることが無事できました。臼井さん自身が前にでて社会を変えてくれた。本日、謄本を1枚記念にくれたことが嬉しい」と話し、臼井さんとがっちりと握手を交わした。

 臼井さんは、2016年から性別変更の申し立てたを行っていたが、昨年10月、別の申立人の審判で最高裁が性別変更の手術要件は「違憲」との判示を受けたことから、2度目の申し立てを行い、今年2月7日に認容審判が出た。

戸籍謄本を手にした大山弁護士(左)と臼井さん(右)
戸籍謄本を手にした大山弁護士(左)と臼井さん(右)


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