「環境」をテーマにした津山市主催の生涯学習講座「大人の社会見学」が19日、小田中の小田中浄水場で開かれた。市内の施設を見学して地域について知る連続講座として初めて開催。市民15人が施設内を巡り、安全安心な水道水ができるまでを学んだ。
市の水道について職員が「小田中浄水場は昭和9年に完成した。市内には河川の表流水を水源とする小田中浄水場と草加部浄水場の二つがある」「河川の水をきれいにし、いろいろな施設を通ってみなさんの蛇口まで届けるために、1立方㍍あたり約190円の費用がかかっている」と説明した。
参加者は、吉井川から取水した水が浄水場へ送られてはじめに到着する「着水井」、かき混ぜて水中の小さなごみを固める「ブロック形成池」、次亜塩を入れて消毒する「塩素混和池」など、浄水場の仕組みについて聞きながら、場内の施設を興味深そうに見学した。
今回は第1弾で、第2弾は汚泥再生処理センター、第3弾ではクリーンセンターを見学する。第2弾は10月27日午前10時から開き、定員は市内在住者15人程度で、参加無料。申し込み締め切りは同1日。
申し込み、問い合わせは、市生涯学習課(℡322118)。
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着水井を見学する参加者