岡山県の本年度「環境おかやま大賞」の受賞者に、県内各地域で環境保全活動などに取り組む4人と4団体が決まった。美作地域からは「環境保全推進部門」に万波桂子さん(津山市)、「循環型社会形成推進部門」に奥津小学校PTA(鏡野町、美若伸正会長)が選ばれた。
万波さんは2000年に公設された「リユースプラザくるくる」の設置や運営に携わり、廃棄物の減量によって二酸化炭素排出量の削減に大きく貢献。市の環境関係審議委員会の委員やエコネットワーク津山の理事などを務め、27年の間、環境保全活動を推進している。
奥津小学校PTAは30年にわたり、地域の資源ごみの集団回収を積極的にし、ごみの減量化と再資源化に尽力。現在も通学路のごみ拾いや同地区の公民館の清掃活動を継続し、地域の環境美化意識の高揚やコミュニティの活性化に寄与している。
表彰式は2022年12月18日、岡山市の岡山コンベンションセンターで開かれた。
「環境おかやま大賞」受賞