津山衆楽ライオンズクラブ(LC)=竹内恒幸会長=は27日、作陽保育園の園児を岡山県苫田郡鏡野町寺元の同LCの農園に招いてサツマイモの苗植えをし、交流を深めた。
年長児26人が来訪。会員たちが畝を作って雑草除けの黒いビニールシートをかけるなどしてあらかじめ準備を整えており、指導役を務める同LC会員の山田隆嗣さん(68)=鏡野町古川=が「ビニールに穴を開けているので、そこに苗を植えて」と手本を見せながらやり方を教えた。
園児たちはLC会員に手伝ってもらいながら、棒で苗の根っこを穴に押し込んでいき、全員で約460本を14アールの畑に植えこんだ。作業が終わると子どもたちはペットボトルに水をいれて丁寧に水やりをした。
田嶋萌隆ちゃん(5)は「はじめは苗を植えるのが難しいと思ったけど、おじいさんたちがやさしく教えてくれたので簡単にできた。今日植えた苗が大きく育っておいしいおイモになったらうれしいな」と話していた。
園児たちとの同交流会は、子育て事業の一環として約20年前から行われている。今回植えたのは紅はるかの苗。10月ごろには園児を招いて収穫体験を実施する予定。
