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おかやまIT経営力大賞 すえ木工(岡山県津山市)最優秀の大賞を受賞

経済・産業
         

 ITを活用して業務効率化、マーケティング能力向上を図る企業・団体を表彰する本年度「おかやまIT経営力大賞」(県経済団体連絡協議会などでつくる実行委主催)で、すえ木工(八出)が最優秀の大賞を受賞した。
 同社は、壁面収納家具のほか、農業機械の外装部品や浴槽などのプラスチック製品を製造。これまで品質の安定が大きな課題だったプラ部品で2018年からIoT(モノのインターネット)の活用に着手した。
 液体原料を金型に流し込む成形と塗装については、影響を受けやすい室温や湿度、金型の温度、原料の注入圧力、塗装の吹き付け量といったデータ約30項目を可視化して分析。最適化することで不良品発生率を導入前の4分の1まで低減した。
 さらに各工程の作業場にタブレット端末を配置し、従業員一人ひとりに割り当てたバーコードを読み取らせて作業時間を記録。穴開けや表面研磨などの工程ごとに個々の所要時間を平均値と比較して得手不得手を明確化し、教え合いによるスキルアップを図っている。
 須江健治社長(48)は「検品時にも不良品が出た原因がすぐ分かり、さかのぼって対策がすぐ打てるようになった。IoTは人をサポートする手段であり、作業の負担やストレスの軽減にもつなげていきたい」としている。
 15回目を迎えた同大賞の表彰式は岡山市内で17日行われ、大賞1社のほか、優秀賞にはマルイ(本社上河原)など3社、チャレンジ特別賞4社、地域貢献賞1社の計9社が受賞した。

すえ木工でIoTを活用しているプラスチック部品の工場内


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