ツキノワグマの成獣が17日、岡山県真庭市久世地域の集落近くで錯誤捕獲され、駆除されたことがわかった。美作県民局管内の今年の捕獲は4頭目(うち駆除3頭)。真庭での駆除はこれまでほとんど例がない。 体長148センチ、体重92キロ、10歳前後の雄で、イノシシ、シカ用のくくりわなに掛かっているのを見回りに来た猟師が発見。民家との距離が約150メートルと近く、わなが危険な状態だったため、県の保護管理計画に基づいて殺処分とした。