ツキノワグマの成獣1頭が17日、岡山県津山市加茂町倉見の山林で錯誤捕獲され、県の保護計画に基づいて奥山に放獣されていたことが分かった。市内での捕獲は今年4頭目となり、美作県民局管内では13頭目(うち駆除7頭)。 体長145センチ、体重60キロ、推定6歳の雄で、イノシシ・シカ用のくくりわなに掛かっているのを見回りに来た猟師が発見。鳥取県内での捕獲歴がある個体で、現場から集落までの距離は約2キロ離れていた。