バレンタインデー(2月14日)を前に、津山市内の百貨店や量販店、洋菓子店などは、期間限定品のチョコレートを買い求める女性客らでにぎわっている。コロナ禍による巣ごもり需要の高まりから、昨年以上に自分や家族用を購入する人が多い傾向という。
新魚町の天満屋津山店は1階エントランスホールに20日から特設コーナーを設け、バラエティに富んだ30ブランド約400種を品ぞろえ。
欧州ブランドでは、ゴディバ(ベルギー)やデシレー(同)、カファレル(イタリア)が売れ筋で、国内ブランドではモロゾフ(神戸)、メリー(同)、ロイズ・コンフェクト(札幌)の人気が根強い。スタイリッシュなデザインから「和」をテーマにした商品、生チョコ、「パッケージ買い」狙いのキャラクターものまで多彩。1000〜1500円のパッケージがよく出ているといい、1人当たりの平均単価は約4000円。
小原の会社員(30)は「レア物はすぐに売り切れるので早めに来た。家族旅行を自粛した分、子どもたちと夫、自分のごほうびもゴディバで奮発した。友人には小箱でも高級感のある品を選んだ」と話した。
菓子コーナー担当者は「プレゼントの一方、自身や家族で楽しむためのセレクトが増えている感触。来月6日から11日の祝日にかけてがピークで、直前の駆け込みにも期待している」と意気込む。
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バレンタイン特設コーナーでチョコを選ぶ女性客ら
バレンタイン特設コーナー
- 2021年1月25日
- イベント