中山神社 祭礼神事保存会 表彰

歴史・文化 中山神社 祭礼神事保存会 表彰
中山神社 祭礼神事保存会 表彰
         

 津山市の中山神社ご祭礼神事保存会(永禮睦三会長)は、長年にわたって神社に協力、貢献したとして県神社庁から表彰された。メンバー約40人は今後の活動に向けて決意を新たにしている。
 同会は、美作国一宮である同神社の祭礼を後世に継承しようと、2005年に発足した。毎年4月29日に開かれる鎌倉時代から続く伝統行事「お田植え祭り」での「くわ振り」をはじめ、同祭りと秋祭り、元日祭に合わせた獅子舞奉納に取り組んでいる。また、年越しそばの振る舞いなども行い、参拝者に喜ばれている。
 26日に山北の市役所を永禮会長と中島完一事務局長が訪れ、谷口圭三市長に受賞報告。谷口市長は「地域に元気が出る話題。市には文化庁の認定を受けた文化財保存活用地域計画があり、中山神社をPRしていきたい」とたたえた。永禮会長は「栄誉ある賞に会員一同、感激している。後世に伝えるためには若い人の加入がないと成り立たないので、会員の募集も行いながら活動していきたい」と話していた。


1市長に受賞報告した中山神社のご祭礼神事保存会の中山会長(中央)ら

2鎌倉時代から続く伝統行事「お田植え祭り」での「くわ振り


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