牛肉料理の人気を競う「牛魔王選手権」(津山市観光協会主催)が3日、岡山県津山市山下の津山城(鶴山公園)で開幕。五月晴れの下、大勢の行楽客らが訪れ、各店自慢の味を堪能している。5日まで。
市内外の12店舗がエントリーし、牛タン入りの焼きそばやカレー、干し肉チャーハン、和牛のみ使用のバーガーなどを販売。食欲をそそる香ばしいにおいが漂う中、来場者は出来立てを買い求めては食べ比べを満喫している。人気投票でグランプリの「牛魔王」を決める。
このほか、津山ホルモンうどん、県北のブランド牛の串も出店し、人気を集めている。
兵庫県赤穂市から訪れた50~80代の家族連れは「津山のホルモンうどんは有名だが、名物のお肉も柔らかくておいしい。出来るだけたくさん味わっていきたい」と満足そうに話した。
昨年に続き3、4日は夜の部「城バル・夜台村」を開催する。
同選手権は、津山で古くから発展してきた牛肉の食文化をPRしようと8回目。
