作州津山商工会女性部(無関鉄子部長)は22日、年末年始のチャリティとして管内25カ所に設置した書き損じや使い残しのはがきなどの回収箱を集計し、日本ユニセフ協会の基金に寄付するために発送した。計約29万円分が寄せられ、換金して貧しい国の子どもたちの健康に役立てる。
8年目となるボランティア活動の一環で、先月15日から今月20日まで管内の市各支所などに設置した箱に、はがき4884枚と切手502枚が寄せられた。はがき1枚でポリオワクチン3回分、経口補水塩7袋などが購入できる。
この日、新野東の同商工会勝北本部に女性部員7人が参加。集められた回収箱のはがきを額面別に集計するなどして箱詰めし、ユニセフを支援する東京都内の企業に発送した。
無関部長は「コロナ禍の大変な中で多くの市民から善意を寄せていただき、感謝します。恵まれない子どもたちの命を救うために活用させていただきます」と話した。
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はがきなどを集計し、箱詰めする女性部員
作州津山商工会女性部はがき集め
- 2021年1月23日
- 経済・産業