書道会から全国展7人入賞 「書き上げたときの達成感が好き」 就活でも褒められ/岡山・津山市

芸術 書道創言会から全国書道展で上位入賞した生徒たち
書道創言会から全国書道展で上位入賞した生徒たち=岡山県津山市で
         

 岡山県津山市の「書道創言会」(本拠地・同市林田)から、津山商業高校3年生の西村芽依さんが正筆会全国学生誌上展の神戸新聞社賞を受賞したのをはじめ、計7人が全国書道展で上位入賞し、喜びの声に沸いた。

 西村さん以外の全国書道展上位入賞は、▽比叡山競書大会天台宗総長賞=藤長裕子(一般)▽正筆会全国学生誌上展正筆会長賞=岡桃生華(北陵中2年)▽同兵庫県教育委員会賞=大國礼奈(林田小6年)▽大東文化大学全国書道展大東大理事長賞=樋口和奏(林田小5年)▽大正大学全国書道展毎日新聞社賞=平田大翔(林田小4年)▽熊野町全国書画展覧会書の部中国四川省内江市長賞=小林大晟(東小1年)

 西村さんは中国の書家・米芾の「苕渓詩巻」を臨書した。「書き上げたときの達成感が好き。認められるとうれしい」と話す。就職活動の際、面接官から履歴書の字がきれいだと褒められたという西村さん。「習字は皆さんにもお勧めです。社会人になっても精進したい」

 西尾武瑯代表(73)は「全国展にチャレンジしていくためには、私自身も磨いていかないといけない。全国、または世界を目指すいろんなジャンルの指導者たちの気持ちが分かるようになった」と語った。


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