公共交通首長会議

行政・公共
         

 利用が低迷するローカル線をめぐる問題で、JR姫新、因美、津山線の沿線4市5町の首長らによる会議が17日、山北の市役所で開かれ、今後の利用促進策などについて意見を交わした。
 開催を呼びかけた谷口圭三津山市長、新見、真庭市、鏡野、勝央、奈義、久米南、美咲町の首長、代理らが出席し、美作市はオンラインで参加した。
 3線の利用状況と沿線市町の取り組み状況の説明に続いて意見交換。「蓄電池を積んだ電動車の試行が関東で行われており、西日本でも姫新線に取り入れるような提案を検討してはどうか」「広域なので美作県民局にも会議に参加してもらうべき」といった声が上がった。太田昇真庭市長から、県選出国会議員、県、JRへの要望と組織体制の設立について提案が出され、今後検討していくことになった。
 代表世話人の谷口市長は「沿線自治体が共通してできる利用促進策など、同じベクトルで取り組んでいく方向をおおよそ確認できた。これから具体的に準備を進めていきたい」と話した。


意見を交わす沿線自治体の首長ら


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