元津山市消防団副団長
神田敬三さん(64)
南方中
1983年に旧久米町消防団に入団し、2002年には分団長、津山市と合併後は副団長として活躍。地域住民たちや団員たちに寄り添いながら38年間、防災活動に尽力した姿は多くの人から信頼が寄せられた。「みんなの安全を守るのが務め」と励み、団員たちの成長を見守るのも楽しみの一つだったという。
98年に市内を襲った水害では、土砂に巻き込まれた高齢者を救出。「地元の人たちの助けもあり、命を救えた。団員と住民と一体となればより大きな力となるという教訓を得た」。
現在は防災士として地区防災計画作成支援などに取り組んでいる。