国道181号と交差する宮尾地内のバイパス部分が完成

行政・公共 県道久米建部線バイパス、宮尾地内の完成を祝ってテープカットする関係者
県道久米建部線バイパス、宮尾地内の完成を祝ってテープカットする関係者
         

 岡山県が整備を進めている県道久米建部線の改良工事のうち、国道181号と交差する宮尾地内のバイパス部分(延長約180㍍)が完成した。車道2車線(片側1車線)と歩道を設け、旧道では立体交差のJR姫新線と平面交差して踏切を移設。2月1日から共用を開始する。
 吉井川西岸、新錦橋から旧錦橋間の工区で2017年度着工し、車道は幅6㍍、歩道幅2・5㍍で幅員10㍍。開通により、国道181号の宮尾地区から国道53号の美咲町打穴中地区が最短距離で接続される。西側に並行する旧道(幅員は4㍍)は大型車両通行不可だったため、バイパスには吉井川東岸の市道の踏切(院庄地内)を移設した。事業費は未確定。
 28日には市連合町内会久米支部主催の開通記念式典が現場で行われ、関係者や地域住民約100人が参加。山田誠支部長のあいさつ、経過報告に続き、来賓の谷口圭三市長が「部分的ではあるが、課題だったバイパスが開通できる。今後も県と共に市西部地域の利便性向上や安全確保に向けた事業を進めていきたい」と祝辞を述べた。この後、テープカットして通り初め、餅投げで開通を祝った。
 同バイパス改良工事は今後、南側約360㍍の足山橋区間に向けて進められる計画。


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