城東地区に道の駅 設置を目指す

行政・公共
         

 津山市は30日、城東地区に設置を目指す道の駅について、林田町から勝間田町にまたがる国道53号沿線の民有地を予定箇所とし、国土交通省と共同で整備する方針を発表した。本年度は基本計画の策定を進めるとともに、用地取得の前提となる現地調査などに着手する予定。事業費3190万円を6日開会の6月定例市議会に提案する。
 市の玄関口としての機能を持ち、地域外から活力を呼び込む「ゲートウェイ型」の道の駅として整備する。国重要伝統的建造物群保存地区などの歴史的観光資源との連携強化を図り、地域の観光や文化などを発信。城東地区から中心市街地へと周遊を促進し、観光振興や地域経済の活性化につなげる。併せて防災設備なども整備し、災害発生時の防災機能の強化を図る。
 具体的な施設概要は基本計画の中で検討する。駐車台数は小型車80台程度、大型車10台程度となる。整備スケジュールなども基本計画の中で検討を進めるが、おおむね5年程度で完成する見込みという。
 この日の定例会見で谷口圭三市長は「地方創生や観光振興の加速につなげたい。地域の皆さんの意見も聞きながら、国や関係機関と連携して取り組んでいく」と述べた。


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