大学コンソーシアム岡山臨時代表者会議

教育・保育・学校 津山朝日新聞社
         

県内18大学や岡山経済同友会などでつくる産学官組織「大学コンソーシアム岡山」の臨時代表者会議が22日、オンラインで開かれ、伊原木隆太知事が学生への新型コロナワクチンの3回目接種の促進に向け、大学側に協力要請を行った。美作大学の鵜﨑実学長は同学の状況や取り組みを報告した。
 知事は県内の3回目接種率(18日現在)について、18〜19歳が20・6%、20〜24歳が27・9%と学生を含む年代が最も低いことを説明。「充実した学生生活を送り、安心して就職活動が行える重要なツール。接種券が届いた学生に対し、改めてワクチンを接種するよう呼びかけを」と求めた。
 3大学が取り組みを報告。鵜?学長は3回目の接種状況(20日現在)について、調査学生828人のうち接種済みは43%、今後の希望者は160人いるが「2回目の完了率(90%以上)には至らず、対策が必要」と言及。津山市の協力で3月に集団接種会場での学生枠を設定したほか「津山中央病院で学生接種日(4月30日、5月14日)を設けるといった対応を進めている」と説明した。困っている点については「キャンパス内で集団接種を実施したいが、インフルエンザ並みの医療機関による出張接種ができず、難しい」と述べた。


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