岡山県養蜂組合連合会(鈴木康正会長)は10日、金井の大崎保育園近くの畑で恒例の「れんげパーティー」を開いた。年長組の園児16人が蜂蜜の採取を体験した後、レンゲの花畑で遊ぶなど楽しいひと時を過ごした。
昨年10月に園児たちが種をまいた8㌃の畑(金﨑雅彦園長所有)で実施。16人は、ミツバチの巣が入った採蜜用遠心分離機のハンドルを回して巣から蜜だけを取り出す作業を行った。分離が終わった後、機械の中から透き通った黄金色の蜜が流れてくる様子を「すごい」と歓声を上げながら眺めていた。
試食もあり、鈴木会長が用意した蜂蜜を塗った食パンをほおばっていた。双子の稲垣星那ちゃん(5)と咲来ちゃん(5)は「ハンドルを回すのがとても楽しかった」。「蜂蜜ができるところをはじめて見て、びっくりした」と話した。
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採蜜用の遠心分離機のハンドルを回す園児
大崎保育園「れんげパーティー」(岡山県津山市)