岡山県、コロナウイルス感染者計29人確認

医療・福祉
         

 岡山県内で14日から15日にかけ、新型コロナウイルス感染者計29人が確認された。美咲町4人、津山市と備前市各2人、倉敷市と高梁市各1人、岡山市19人。このうち美咲町の3人は、すでに公表されている感染者2人と同じ高齢者施設(同町)の利用者で、県内10例目のクラスター(感染者集団)と判断された。県内での陽性確認は395人(再陽性を除く)となった。
 14日は、美咲町の90代以上女性2人と70代女性。岡山市の20〜60代の男女8人、備前市の30代団体職員女性。同市での感染確認は初。
 美咲町の3人は、12日に感染が公表された同町の90代男性と同じ施設の通所者。接触者として職員を含む計138人をPCR検査した結果、陽性と判明した。いずれも症状は重くないという。
 この高齢者施設について、同町社会福祉協議会は、運営するふれあいセンター(原田)のデイサービスであることを公表。利用をすでに休止している。同町は、中央総合体育館や中央図書館など周辺公共施設を27日まで休止とし、小中学校と保育所は通常通りとしている。
 備前市の女性は、自覚症状が出たため検査を受けて陽性と判明。感染経路は不明。岡山市の患者8人のうち、2人はこれまでに感染が公表された患者の濃厚接触者で、あと6人は感染経路不明。
 15日は、津山市の40代団体職員女性2人、美咲町の60代団体職員女性、高梁市の30代会社員男性、備前市の10代女性、倉敷市の60代会社員男性、岡山市の20〜50代の男女と年代など非公表の計11人。
 津山市の女性2人と美咲町の女性は、13日に感染が公表された同町の60代団体職員女性と同じ職場に勤務し、濃厚接触者として職員23人検査した結果、陽性と判明した。いずれも症状は重くないという。
 備前市の10代女性は、14日に感染が公表された同市の30代団体職員女性の同居家族。濃厚接触者として検査を受けて判明した。
 高梁市と倉敷市の男性は、発熱の症状が続いたため検査を受けて判明。感染経路は不明。岡山市の患者11人のうち、9人はこれまでに感染が公表された患者の濃厚接触者で、あと2人は感染経路不明。


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