岡山県、新型コロナウイルスの「屋外検体採取センター」開設

　岡山県は25日、新型コロナウイルスの「屋外検体採取センター」を美作県民局管内に27日開設すると発表した。県北部への開設は初、県内では岡山市に続いて2カ所目。
　検査態勢強化の一環で、換気のしやすい既存の建物に対象者を迎え、医師らが検体を採取する「ウオークイン型」。週１日、10人分程度を想定している。
　対象者は、かかりつけ医か医師会が検査を要すると判断した人で、検体は民間検査機関に調べてもらい、数日以内に結果が判明する。県医師会や県看護協会など関連団体の協力を得て運営し、混乱を避けるため開設場所は非公表。
　県健康推進課では「現在、検体を採取している保健所や医療機関の負担も軽減できる」としている。