岡山県内聖火ランナー発表

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 東京五輪聖火リレーの県実行委は、5月19、20の両日に県内12市町を巡る聖火ランナーを公表した。コロナ禍の影響で延期される前の顔ぶれと変更はなく、13歳から80歳までの県民や県出身者計52人。平昌冬期パラリンピック・クロスカントリースキー金メダリストの新田佳浩さん(40)=西粟倉村出身=ら著名なアスリートたちも参加する。
 各走行区間を1人で走る43人と岡山市内1区間のグループランナー9人で、年代別の内訳は10代が最多の17人、30代が7人、40代と50代が各6人、20代、60代、70代が各5人、80代1人。美作地域10市町村からは16人が参加し、うち津山市は中野望羽さん(14)と奥西敦子さん(76)の2人。最年長80歳は勝央町の植月佐廣さん。
 アスリートでは、バルセロナ五輪・マラソン銀メダリストの有森裕子さん(54)らも走り、バンクーバー五輪・フィギュアスケート銅メダリストの高橋大輔さん(34)は沿道の混雑が予想されるとして保留となっている。
 県実行委は、新型コロナウイルスの感染防止対策として、ランナーやスタッフの体調管理の徹底、祝賀行事「セレブレーション」での3密回避などを組織委の方針に沿って進める。
 聖火は5月19日に井原市を出発し、県西部を経由して岡山市に到着。20日は玉野市から県北部、東部を巡り、津山市でフィニッシュとなる。52人が走る市町も変更はなく、スポンサー枠も含めると総勢170人以上のランナーが参加する。
 同実行委事務局の県スポーツ振興課では「各市町村と連携して県全域の盛り上げにつなげ、成功させたい」としている。
 中野さん、奥西さん、植月さんを除く美作地域のランナーは次の通り。(敬称略)
 【聖火ランナー】永谷玲温(19)新免春香(24)=以上美作市、野村昌子(44)横山昭子(79)=以上真庭市、無関津那(15)延原理衣(36)=以上奈義町、東槇珠生(13)=鏡野町、清水誠治(42)=久米南町、木村京子(13)=西粟倉村、坂本茂樹(63)=新庄村、
 【グループランナー】金平莉沙(21)=真庭市、黒田眞路(58)=新庄村、上原椿希(13)=居住地非公表


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