岡山県勝田郡奈義町、コロナ禍で生活苦しい世帯に無利子の貸付制度を創設

行政・公共
         

 岡山県勝田郡奈義町は15日、コロナ禍の影響で収入が減って生活が苦しい世帯に対し、町独自で無利子の貸付制度を創設した。同日の町議会臨時会で貸付金の条例制定案が議決され、財源には町民からの寄付金などを充てる。
 「コロナ禍を乗り越えるため、対策に使ってほしい」として先月、奈義町高円の田中義夫さん(85)が500万円を寄付。これに町の地域福祉基金から取り崩した500万円を加えた1000万円を原資とし、町民や町出身者から支援の寄付金も募る。
 対象者は県社会福祉協議会の緊急小口資金を貸付申請している町民で、貸し付け額は2人以上の世帯が20万円以内、単身15万円以内。


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