美作市選管は29日、岡本泰介市議会議長(73)の解職請求(リコール)を目指している同市巨勢の早瀬映治さん(72)に、署名集めの代表者証明書を交付した。
6月定例市議会で、萩原誠司市長(64)が否決された教育長の人事案を専決処分したことに問責決議案が出され、可否同数の議長採決となり可決。早瀬さんは「市民の損害を顧みず、議会運営を放棄した」などと主張し、26日に証明書交付を申請していた。
同市では、市長・市議補選(7月26日告示、8月2日投開票)が執行されることになっており、地方自治法に基づき、選挙が終わるまで署名集めはできない。解職の是非を問う住民投票には有権者の3分の1以上の署名が必要になる。
岡山県美作市民が議長解職請求(リコール)へ
- 2020年6月30日
- 行政・公共