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岡山県美作市湯郷の窯元・永生与窯はアマビエをかたどった置物などをつくり話題に

歴史・文化
         

 疫病を沈静するといわれるの半人半魚の妖怪・アマビエが、全国で商品化され話題になる中、岡山県美作市湯郷の窯元・永生与窯は新型コロナウイルス収束を願い、アマビエをかたどった置物などをつくり、話題になっている。
 尾高美紀さん(55)と井上美紀さん(57)が陶芸体験を主として運営している工房。今年1、2月まではNHKの朝ドラなどの影響で関西圏を中心に体験者が後を絶たなかったが、新型コロナウイルス関連で予約キャンセルが相次ぎ、ぱったりと客足が途絶えた。同じころ、幼なじみの温泉旅館若女将の友人がアマビエのポストカードをつくっているのを見ていわれを聞き、焼き物で作ってみてはと提案を受けて3月から計画。ポストカードの絵を参考に、信楽焼のアマビエを制作した。
 同窯のアマビエは、胸に陰陽のまが玉が付いているのが特徴で、足まで届く長い髪や足元のうろこ、突き出たくちびるなどを強度も考えながら試行錯誤し、笛やマグネットなどの小物と合わせて約100点を作り上げた。
 そのうち12点はコロナ禍の人たちを元気づけようと温泉街各地に設置している常夜灯に展示。1点は円仁法師像の足元の噴水の中にひっそりとたたずんでいる。
 現在は、徐々に口コミで評判が広まり約3カ月待ち。かわいらしさを強調し、両手を合わせて収束を祈るような新たなデザインのほか、大きさも4種類を用意。さらに備前焼版にも挑戦している。
 尾高さんは「玄関に飾りたいと少し大きめのサイズが人気。手にとってもらい、心が安らぐような作品をつくりたい」と話している。

写真

第一弾で制作したアマビエの数々

制作中のアマビエ


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