岡山県真庭市の県天然記念物「醍醐桜」が3日満開を迎え、雨霧に包まれる中、夜にはライトアップされ神々しい姿をあらわした。
標高500メートルの丘にそびえる巨樹は推定樹齢1000年。高さは約18メートル、根元の周囲は約9.2メートルで枝の広がりは四方に20メートルにもなる。規模、樹齢ともに県下一。
名前の由来は鎌倉時代の末期、後醍醐天皇が隠岐に流される途中にこの地に立ち寄り、この桜の美しさを賞賛した言い伝えからきたもの。
3月23日から始まった醍醐桜まつり。ライトアップは午後6時30分から午後9時まで実施される。
![醍醐桜の由来が書かれた石碑](https://tsuyamaasahi.co.jp/wp/wp-content/uploads/6c83a0d83082fb59b7e90031b4b08b75-683x1024.jpg)
![足元を照らす光と醍醐桜=2024年4月3日午後6時44分、岡山県真庭市で](https://tsuyamaasahi.co.jp/wp/wp-content/uploads/3.jpg)