新型コロナ陽性者数

医療・福祉
         

 岡山県内で19日から20日にかけ、新型コロナウイルス感染者計171人が確認された。津山市7人、真庭市14人、奈義町1人、岡山市71人、倉敷市64人などで、津山、倉敷市の高齢者施設で県内27、28例目となるクラスター(感染者集団)が発生。感染者数は20日に111人と初めて1日当たり100人を上回り、県内の累計確認数は1000人を超えて1081人(再陽性を除く)となった。
 19日は、真庭市9人、倉敷市34人、岡山市13人、高梁市2人、浅口市、早島町各1人。
 真庭市の患者は、10〜90代以上の男女。いずれも18日にクラスターと判断された高齢者通所施設の介護従事者と利用者の同居家族や別居親族らで、接触者として検査を受け、陽性が判明した。いずれも軽症か無症状。
 20日は、津山市7人、真庭市5人、奈義町1人、岡山市58人、倉敷市30人、瀬戸内市5人、浅口、赤磐、玉野市、早島町各1人
 津山市の患者は、70代女性、80代女性3人、90代以上女性、40代介護従事者女性、50代女性の計7人。このうち6人について、介護老人保健施設・エスポアール城西(田町)は、施設の利用者と職員であることをホームページで公表。17日に感染が分かった80代女性利用者の接触者として計165人をPCR検査した結果、陽性が判明し、計7人の感染によりクラスターと判断された。いずれも軽症か無症状。あと1人の50代女性は、80代女性患者の同居家族で、肺炎像があり中等症。
 エスポアール城西は、「新規の入所や通所の利用を一時中止しており、すでに入所している人の利用については感染対策を十分に行い継続している。感染拡大の防止に全力で努めていく」としている。
 真庭市の患者は、50〜90代以上の男女。このうち90代以上の女性は、18日にクラスターと判断された高齢者通所施設の利用者で、集団感染は計7人になった。あとの4人は同施設利用者やその親族ら患者の接触者として検査を受け、陽性が判明した。いずれも軽症か無症状。
 奈義町の患者は、20代会社員男性。感染経路不明で、16日から頭痛が続いたため医療機関で検査を受け、陽性と判明した。無症状。


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