来春の県内中学校卒業見込み者の第1次進学希望調査を発表

教育・保育・学校
         

 県教委は15日、来春の県内中学校卒業見込み者の第1次進学希望調査(1日現在)を発表した。県立全日制50校の平均競争率は1・06倍(前年同期1・08倍)。5年連続で前年同期を下回り、現行の入試制度を踏まえた2013年度調査以降で最低となっている。
 県立全日制50校123科4コースのうち、定員割れは32校53科1コース。美作地方9校(岡山御津を含む)の学科別では、津山東食物調理1・38倍、勝山ビジネス1・23倍、津山商業1・16倍、津山東普通1・16倍など5校8科が1倍以上。一方、6校13科で定員を下回った。
 特別入試の平均競争率は1・80倍(前年同期2・00倍)で、美作地方9校では勝山普通3・11倍、同ビジネス2・40倍が2倍以上。次いで林野普通1・97倍、津山東食物調理1・85倍、同看護1・80倍などとなっている。
 卒業見込み者は1万6768人(前年同期比501人減)で、進学希望者は1万6613人(同496人減)。このうち県内の県立全日制が1万1702人と前年同期比428人減、私立全日制は3009人で同62人減となっている。
 最終の2次調査は来年1月10日現在でまとめ、同25日に発表する。県立校の入試は特別入試を2月9、10日、一般入試を3月9、10日に行う。


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