県下有数の梅の産地として知られる岡山県津山市神代の梅の里公園は収穫期を迎えた。きれいなコロンとした実がたわわに実っており、9、10日にはもぎ取り体験会が開かれる。
同園は約4ヘクタールの丘陵地に約2000本が植えられており、今は「南高」などが採りごろ。今年の出来は平年並みで、雨が少なく実は小ぶり。消毒作業をしたことで、葉がよく残り、実の見た目は史上最高という。
前原啓志組合長(78)は「梅に由来する令和になって初の梅まつりは新型コロナウイルスの関係で残念だった。今回も開催が危ぶまれたが、緊急事態宣言も解除されたので、開放を決めた。ぜひ楽しんでいただきたい」としている。
当日は収穫に適した服装(長袖、長ぐつなど)、マスク着用(作業中は外してもよい)など。時間は午前8時から午後3時まで。収穫した青梅は1キロ350円で販売し、5キロまで持ち帰り可能。
問い合わせは、前原組合長(℡090-5267-1668)。
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実太り上々の青梅
梅の里公園が梅の収穫期を迎えた/岡山・津山市
- 2020年6月8日
- 経済・産業