水難事故防止啓発看板設置

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 夏場に発生が懸念される水難事故を未然に防ごうと、津山署は13日、下横野の新池で、地域ボランティアら5人と啓発看板を設置した。
 看板は同署と津山防犯連合会が企画。縦60㌢、横45㌢の大きさで、魚を捕って遊んでいる少年のイラストの上に「ここであそんではいけません」と文字が書かれている。
 池の管理者の大国誠志さん(78)=同所=は「ここは農業用水や消火用水のため池なので、遊泳や釣りなどをしてはいけない。危険なので近づかないように」と注意喚起している。
 同署によると、昨年県内で発生した水難事故は20件、そのうち20〜80代13人が死亡した。今年に入り、6日までに5件発生し、2人が亡くなった。
 窪田裕文地域課長は「安全だと思われる川や池も天候によって危険な状態になる。子どもだけで遊ばないなど十分注意してほしい」と話した。

下横野の新池に設置された看板


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