就活準備セミナー「はたらくねっこ」（津山市主催）が21日、津山商業高校（山北）で開かれ、２年生１５６人が地域企業の説明を聞いて進路の参考にした。
キャリア教育とともに地元への就職促進を図る目的で開き、スーパーや食品製造、繊維素材の研究開発、ＪＡなど６社が参加。新型コロナ対策として各社と地域ビジネス科・情報ビジネス科の４教室をオンラインでつなぎ、実施した。
各担当者が会社の概要や経営理念、仕事内容、地域貢献活動などを紹介。「ニーズに合った商品をそろえることがスーパーの仕事」「社内と社外のさまざまな研修制度で人が育つ仕組みがある」といった説明があり、生徒たちはメモを取りながら企業の魅力を学んだり、就職に対するイメージを膨らませたりしていた。
地域ビジネス科の中野綾香さん（17）は「地元の企業がたくさんあることが分かり、会社の目標なども詳しく知ることができた。接客業に興味があるので、今度に向けてしっかり勉強していきたい」と話していた。
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オンラインで地域企業の概要について説明を聞く生徒たち
