津山圏域消防組合の「第40回職員意見発表会」が12日、林田の同組合本部庁舎で行われた。勤続10年未満の若手職員が業務などへの思いや発展的な提案を語った。今回は新型コロナウイルス感染拡大を懸念して当日の審査を取り止めた。
83人の中から書類選考で選ばれた10人が「業務の最適化」「通信指令員の教育」など、テーマを決めて5分以内の持ち時間で発表をした。様子を収めたビデオを学識経験者や同組合幹部ら計10人に送り、受賞者を選ぶ。
発表の内容は「リモート119」や「119番通報のアプリ化」と題してスマートフォンの機能を使い、ビデオ通話による緊急通報を可能にするシステムの開発呼びかけたほか、コロナ禍の中でも迅速に動けるような機器の開発や地域住民らとの連携をするといった考えなどをはっきりとした口調で堂々と述べた。
最優秀賞者は4月9日に岡山市内で開かれる県大会に出場する。
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発表会に臨む若手消防職員
津山圏域消防組合「第40回職員意見発表会」
- 2021年2月15日
- 行政・公共