津山工業高校(山北)は24日、東小学校(同)に、生徒が硬式テニスのボールに穴を空けて製作した机やいすの「足カバー」約600個を贈った。社会貢献活動の一環。
同小学校では従来このカバーを使っており、一部が古くなったため、日本プロテニス協会からボールを提供してもらい、同高校に依頼した。建築科、機械科の3年生の有志15人がカッターナイフを使って2日間で完成させた。75人分で、1年生の教室から順次取り換える予定だ。
椋代千尋さん(18)と平井里奈さん(18)が東小を訪れ、児童会運営委員の6年生に手渡した。2人は「カッターナイフを使うのは慣れているが、ボールは硬いので大変だった。役立ててほしい」。児童会運営委員長の都守凌平君(12)は「中にはぼろぼろになったのもあるのでうれしい。大切に使いたい」と話していた。
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児童にテニスボールの足カバーを贈る津山工業高の生徒
津山工業高校生徒「足カバー」を東小に贈呈
- 2020年12月1日
- 教育・保育・学校