津山市、手話を啓発

医療・福祉
         

 「耳の日」(3日)に合わせて広報津山、テレビ津山、市立図書館は、1日から連携した企画を始めた。手話について市民に理解を深めてもらうため、関連書籍コーナー設置や広報誌、テレビ番組などで取り上げて促進を図る。
 新魚町の市立図書館では「手話について知っていますか?」と題したコーナーを作り、聴覚障害者らの体験を書いた本や漫画、手話が学べる絵本、入門書など約40冊を貸出している。このほか、市内の手話サークルや奉仕員、文字通訳者養成講座の案内などを館内に掲示している。
 広報誌では、美作ろうあ協会の池上誠事務局長らが意思疎通の仕方や接し方、筆談との違いなどを紹介した記事を掲載。より詳しい内容を市公式YouTubeやケーブルテレビで放送する。
 坂口拓也障害福祉課主査と有本朋子秘書広報室主任は「手話は日本語と同じように一つの言語であって、文化とアイデンティティがある。みんなが簡単なあいさつができるようになってほしい」と話した。


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