津山市立の小中学校、コロナ対策で修学旅行の中止が決まった/岡山・津山市

行政・公共 津山市立の小中学校、コロナ対策で修学旅行の中止が決まった
         

 岡山県津山市は31日、新型コロナウイルス感染症対策本部(本部長・谷口圭三市長)の第16回会議を津山市役所で開いた。全国的に感染が拡大する現状を踏まえ、市立小中学校の修学旅行の中止を決めたことを報告した。
 全35校中の8校は9〜10月に計画し、27校は4〜6月の日程を9月〜来年1月に延期していた。旅行先は京阪神や九州などで、市教委によると、児童生徒の安全性が保障できないほか、感染した場合に学校や家庭に影響が及ぶことなどから判断した。キャンセルに伴う費用は市が負担し、代替策などを各校が検討する。
 観光客にクーポン券を発行するといった内容の「津山ComeOn!キャンペーン」など、市外からの誘客が狙いの経済支援事業も、感染状況を考慮して8月末まで開始を見送ることとした。市管理の公共施設では、県外から訪れるのが事前に分かっている人には入場を控えるよう伝えるなどの対応をとる。
 学識経験者や専門家らによる「地域経済再生専門家会議」と「感染防止対策部会」の初会合は、ともに8月中に予定していることも申し合わせた。
 谷口市長は席上、「情勢は深刻であり、新しい生活様式の実践に努めてもらいたい。8月は盆を控えるが、帰省を考えている人は慎重に行動してほしい」と語った。
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小中学校の修学旅行の中止などが報告された第16回会議


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