津山市立の35小中校で25日、本年度の修了式が行われた。修了証(通知表)を手にした子どもたちは、1年間の思い出を振り返り、新学年に期待を膨らませ、春休みに入った。
高倉小学校(下高倉西)では3密を防ぐため、各学年の教室で開いた。1~5年生87人は、リモートで重平徹治校長のあいさつや、1、3、5年生代表の「1年間の思い出」の発表に耳を傾けた。
この後、修了証が各教室に配られた。1年生(14人)の教室では、担任の竹内典子講師が一人ひとりに手渡し、「これから勉強が難しくなっても、頑張る力があればできるようになります。今までのように続けましょう」と励ましの言葉を送った。
小林七海さん(7)は「漢字を一生懸命したから好きになったし、国語の授業で褒められた。2年生になっても勉強に力を入れる」と話した。
重平校長は「児童たちはコロナ禍の影響による制限のある中で、仲間づくりや地域の人たちとの交流など、工夫をしてきた。来年度も身近な所からできるようにしていきたい」と述べた。
2021年度の始業式は4月7日に行う。
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修了証を受け取る1年生=高倉小で
津山市立の35小中校で25日、本年度の修了式が行われた
- 2021年3月25日
- 教育・保育・学校