特別養護老人ホーム・南光荘で虐待で職員3人解雇/岡山・勝央町

事件・事故
         

 岡山県勝田郡勝央町美野の特別養護老人ホーム・南光荘で、20人以上の介護担当職員が複数の入所者に対する虐待を繰り返し、うち3人が解雇されていたことが8日までに分かった。施設から聞き取りをした町は虐待があったと断定。報告を受けた県が近く調査に入る。
 施設を運営する社会福祉法人・勝明福祉会や同町によると、事務職を除く職員の約半数にあたる22人が関与。入所者約70人のうち11人に対し、決められた量の食事を与えなかったり、暴言を吐く、ズボンのひもを固く結んで脱げなくする、家具で入口をふさいで部屋から出られなくするなどの行為をしていたという。少なくとも昨年から続いていたとみられる。
 3月に町に匿名の通報が寄せられて発覚。勝明福祉会は、中心的に関わったとみられる職員3人を4月に解雇し、被害を受けた入所者と家族に謝罪した。
 小椋由紀恵施設長は「今後二度とこのようなことがないよう役職員一丸となって信頼回復、介護サービスの向上に努めたい」としている。
 町は先月21日、施設の改善計画と聞き取り調査の結果を県に報告。
 県指導監査室は「早急に事実確認をし、結果を踏まえて適切に対処する」としている。
 解雇された元職員は先月、不当解雇にあたるとして岡山地裁に労働審判を申し立てているという。


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