献上粟収穫作業

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 秋の宮中行事「新嘗祭(にいなめさい)」に献上する粟の収穫作業が15日、岡山県勝田郡奈義町西原の畑で行われた。献穀者は西原営農組合副組合長の永幡治實さん(70)。同町から献上されるのは1980年以来41年ぶり。
 町の依頼を受けて6月に作付けした4㌶の畑では、黄色がかった粟の穂がたわわに実り、県や町の担当者が見守る中、野々上正裕同組合長、永幡さんら4人がせん定ばさみで丁寧に切り取っていった。1週間ほど自然乾燥させ、脱穀した中から5合(約1㌔)を10月中旬に発送する予定。
 永幡さんは「初めての大役を任されて不安もあったが、関係者の協力のおかげで収穫の日を迎えることができた。豊作になり、ほっとしている。いい品質に仕上げ、献穀者の役割をまっとうしたい」と話した。
 毎年11月23日に行われる「新嘗祭」は、天皇陛下が神嘉殿に新穀を供えて神恩に感謝された後、陛下自らも召し上がる祭典で、最も重要とされる宮中恒例行事。全国各地から米などの穀物が納められ、県内では各市町村が持ち回りで献穀者を選んでいる。

豊かに実った粟を収穫する西原営農組合の永幡さん(右)ら


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