甲田智之さん、『勝山三浦邸の物語』を執筆/岡山・真庭市

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 岡山県真庭市の元地域おこし協力隊員で作家の甲田智之さん(35)=勝山、大阪府高槻市出身=が『勝山三浦邸の物語』を執筆。市勝山振興局が冊子にし、発行した。
 勝山藩主三浦家の別邸である三浦邸(同市岡)は椎(しい)の木御殿とも呼ばれ親しまれており、「椎の木おもてなし会」は同家への感謝の念を持ちながら掃除や庭の手入れなどを続けている。甲田さんはその活動が気になったのがきっかけで、三浦家がどのような歴史をたどってきたかを文献をもとに調査。終焉(えん)が近い徳川幕府側と尊皇派のどちらにつくか、津山藩に向け進軍を開始した時代から現在に至るまでを物語にした。
 佐賀藩(鍋島藩)で作られていた高級な磁器「鍋島焼」がなぜ三浦邸にあったか、両藩のつながりなども紹介しながら読みやすい文章でつづられている。
 甲田さんは「三浦家が勝山を守り続けてきたように、今でも三浦邸を守っている人たちがいる。その人たちの思いをこの本に込めた。あくまでもフィクションだが、歴史をひもとくと現代にもつながる発見が多かった。少しでも三浦邸に興味を持ち、足を運んでもらえたら」と話している。
 A5判、31ページ、1000部作成。三浦邸や同振興局などに置いてある。無料。
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『勝山三浦邸の物語』を執筆した甲田さん


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