県内で計24人が新型コロナウイルスに感染

医療・福祉
         

 県などは18日、県内で計24人が新型コロナウイルスに感染したと発表した。津山、赤磐市各1人、倉敷市3人、岡山市19人。津山市の高齢者施設と岡山市の接待を伴う飲食店では県内11、12例目となるクラスター(感染者集団)が発生。さらにこれまで感染していた高齢の患者1人が新型コロナで死亡したことも公表した。県内での陽性確認は429人(再陽性を除く)、患者の死亡は11人となった。
 津山市の患者は、80代女性で、すでに入所者と職員計4人の感染が公表されている軽費老人ホーム・イーエスガーデン(津山口)の入所者。接触者としてPCR検査を受け、いったん陰性と判定されたが、16日に発熱や下痢など体調が悪化して市内の病院に救急搬送され、再検査の結果、陽性と判明した。重症という。
 社会福祉法人・江原恵明会(同所)は18日、ホームページで新たな陽性者1人の確認を公表。保健所と連携を図りながら対策に万全を期し、利用者のサービス継続に努めるとしている。
 岡山市の患者は、10~50代の男女18人と年代性別非公表の1人で、1日の確認数では過去最多。赤磐市の患者は20代アルバイト女性。倉敷市の患者は20代アルバイト女性、40代会社員男性、60代男性。
 このうちクラスター関連は岡山市の4人と赤磐、倉敷市の各1人で、同じ岡山市の接待を伴う飲食店に勤務する10~30代の男女6人。16日に感染が公表された20代女性の同僚で、濃厚接触者として検査した結果、陽性と判明した。いずれも無症状か軽症という。感染した計7人の従業員のほか現在、利用客を含む接触者の検査を進めている。同市のあとの患者も無症状か軽症。倉敷市の患者で、岡山市のクラスター関連(20代女性)以外は、40代男性が軽症、60代男性が中等症という。


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