地元就職を希望する来春卒業予定の大学生らを対象にした「県北若者・学生等就活応援フェア」が28日、山北の津山総合体育館で開かれた。47社(法人)が参加したのに対し、来場者はわずか12人だった。
コロナ禍の影響で3年ぶりの開催となり、美作地域の医療・福祉、製造、サービス、小売関連などの企業が参加。学生らは興味のある企業の個別ブースで会社概要や職務内容、労働条件などの説明を人事担当者から聞き、詳細について質問したり、自己アピールしたりしていた。
千葉県の大学4年・男性(21)=勝央町出身=は「Uターンして働きたい。まだ職種は絞っていないが、大学では危機管理を専攻し、企業コンプライアンスや事業継続マネジメントなどが希望。今聞いた社は該当する求人はなかったが、金融関連もあたってみたい」と話した。
同フェアは若者の地元定住化対策の一環としてハローワーク津山、津山地区雇用開発協会などが主催。参加者の内訳は大学生ら5人、既卒者7人。
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企業担当者から説明を聞く参加者
県北若者・学生等就活応援フェア