県課税誤り

行政・公共
         

 岡山県は、不動産取得税(県税)の課税で鏡野町内の家屋取引に関する75件に算定ミスがあり、過大や過小な額で納付を受けていたと発表した。誤った課税額は合算で212万1700円。同町が算定の基礎となる家屋の評価額の一部を誤って県に通知したのが原因という。
 内訳は過大が74件211万7400円で、1件当たりの還付額は8万200円〜2100円。過小が1件4300円。2018〜22年度、同町内で新築家屋を取得した個人(67件)や法人(8件)が該当し、職員が本年度の評価に伴うシステム入力作業の際に過年度の数値の参照をしたところ、担当者が補正係数を設定していないことに気づいたという。
 県は、対象者にお詫びの文書を郵送し、過払い分の還付や追加課税の手続きを進める一方、研修会などを通じて各市町村に適正な事務処理を周知徹底し、再発防止を図るとしている。


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