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第36回「津山市民平和祭」

行政・公共
         

 原爆の日(8月6日)を前に、第36回「津山市民平和祭」(同実行委主催)が1日、始まった。原爆の悲惨さを訴えるパネル展が山北の市役所1階ロビーで開かれ、訪れた人たちが平和の尊さを改めて認識している。5日まで。
 全国組織・日本原水爆被害者団体協議会(日本被団協)が作製した約30点や核兵器の廃絶に向けた活動を記した新聞記事などを展示している。
 パネルには被爆者たちの体験を書き記した文章や絵のほか、やけどを負った子どもらや原爆症に苦しむ人々の写真など載せている。「川には人間が飛びこんでいた。死んでいる人、うめいている人、がむしゃらにさけぶ者―」といった文などから当時の凄惨(せいさん)な状況が読み取れる。
 原爆投下の当日、広島県呉市で働いていたという高倉満夫さん(95)は「向こうの空が光り、とっさに防空壕に逃げた。あの時の不安と恐怖は今でも覚えている」。娘の中塚裕希子さん(60)は「父が話を聞くたびに、戦争は過去の出来事で終わらせてはいけないと思う。平和が続くようにみなが尽力していかないといけない」と話した。
 6、7日は新魚町のアルネ津山4階・図書館前ギャラリーで開催する。このほか、6日午後1時から、大田のリージョンセンターで映画「おかあさんの被爆ピアノ」を上映。また、9月15、16、20日午後5時から、エフエムつやまで高校生たちと同実行委のメンバーが平和について対談する番組が放送される。例年実施していた式典やバスツアーはコロナ禍により中止した。

市役所に展示された被爆者らのパネル


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